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zoom RSS 裁判所で生の裁判傍聴。

<<   作成日時 : 2013/07/11 16:35   >>

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連日、暑い中(と言っても最高気温は30度を超えないので今の東京に比べるとまだまだ!なのでしょうが)歩き回っています。昨日は、相方の提案で裁判傍聴に行ってきました。…裁判所??

フランスの司法制度に詳しくはないのですが、我々が見学したのはパリにおける刑事裁判を扱うTribunal correctional de Paris。ノートルダム聖堂から歩いて5分ほどのサン・シャペル(ステンドグラスで有名)と同じ敷地内にあって、しかも入口まで一緒です。傍聴は基本的に自由で、手荷物検査のみでIDはチェックされませんでした。裁判所内に入ると、複数の裁判が並行に行われておりどの部屋でどのようなケースを取り扱っているかは分からないので思い切って厚い扉を開けて入ってみる…という感じです。傍聴しているのは、家族や友人はもとより、担当弁護士の同僚、また今は夏休みなので法学生が多い印象でした。我々のような興味本位のヒマ人もいるみたいでした。

たまたま、昨日2つ目に入った部屋で行われていたケースが結構リアルで、事実は小説よりも…とはこのこと。目が、耳が釘付けになってしまいました。簡単に言うと、約1年半前にパリに来ていた外国人女性(おそらくイギリス人)が明け方6時の地下鉄駅で2人の少年による性的被害にあい、その間にこの2人の少年とは無関係のさらに異なる少年が外国人女性が手にしていた携帯電話を盗んだというケース。従って、フランス語の分からない被害者女性とその通訳、これらに関わった3人の少年および各人の弁護士3名とその通訳(少年たちの一部が移民でフランス語が完璧でなかったため)…と部屋の前方は関係者がわんさか。一方の、裁判所側は正面に検事3名、脇には政府を代理する司法長官代理(procureur)がいて、彼等が被告人を訴追するという形でした。
弁護士(4名中2名)も、検事側(4名中3名)も女性が多く、フランスの法曹界は意外と女性が多いのには驚きました。

判決までは残っていなかったのでどうなったのかは分からないのですが、リアルなフランス社会…つまりは移民少年たちの現状に何かモヤモヤした思いが残りました。彼等は、高校もほとんど行ってなければ職にも付いていないためか検事の質問にトンチンカンな回答をするなど通常のコミュニケーション能力が備わっておらず、それぞれが姉妹がいる家族に育っているのに「女性に対する扱い」(性的暴力の悪)を理解しておらず、フランス社会で生きていくための知識や常識が備わっていないという現実がありました。果たして、彼らが刑務所に行くことで何か解決するのだろうか…?彼らの予備群のような少年少女たちがこの国には大勢いるんじゃないだろうか…?

10m先で現実として司法に裁かれている等身大の少年たちには狂気のみじんも見えないだけに、恐ろしいなぁと思わずにいられませんでした。

…と、この後は太陽を浴びて夕方を満喫すべく、シテ島でアイスを食べ、現在開催中のパリ市庁舎(hotel de ville)の前庭で庭園・公園にまつわる展示を見て、〆にマレ地区のおなじみファラフェル屋さんでジャンクな夕食をして帰ってきました。こんだけ歩き回ってもまだまだ赤ちゃんは生まれないようです(苦笑)。

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(↑)パリ市内の色んな庭園・公園に関するプロジェクトのパネルや説明があったり、架設庭園が設けられていて一休みするにはもってこいです。

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(↑)おなじみのファラフェル。ベジタリアンファラフェルとシュワルマ、定番の合わせとしてはフリットとレモナード。これでお腹いっぱい!

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